コンサルティング心理学大全Consulting Psychology Compendium
提案の言葉準備する

反論を先に集める

案に自信があり、想定される反論をまだ言葉にできていないとき。

そのまま言える言葉

  • この案の弱いところを、先に指摘していただけますか
  • 私が見落としていそうな点はどこでしょうか
  • 反対の立場から見ると、どう見えますか

なぜ効くのか

一面だけを述べる伝え方と、反対意見にも触れる伝え方を比べた分析では、反対意見に触れたうえで反駁まで示す形がもっとも説得的で、反駁のない両面提示はかえって弱いという結果が出ている。反論を集めるのは公平のためだけではなく、反駁を用意するための材料集めである。

避けたい言い方

これは逆効果になりやすい

弱点には触れず、「懸念があれば後ほど伺います」と締めくくる。

注意点・限界

効かない場面もあります

集めた反論を全部つぶそうとすると、資料が防御的になり量も膨らむ。答えられないものは、答えられないと書くほうが通る。

この言葉を使うときの前提

  • 相手が断れる状態を保っているか
  • 不利な情報を隠していないか
  • 相手の理解を助けているか(急かしていないか)
  • 通すことより、正しく決まることを優先できているか

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