相手の言葉で名づける
施策に社外の呼び名をつけていて、社内の会話で口に出しにくくなっているとき。
そのまま言える言葉
- この取り組みは、御社では何と呼ぶのが自然でしょうか
- さきほどの言い方を、そのまま名前に使わせてください
- 私の呼び方より、現場で通る名前のほうがよいと思います
なぜ効くのか
説得知識を扱う枠組みでは、人は相手が何をしようとしているかについての知識を使って身構え、その結果として案の中身だけでなく提案者への評価まで更新すると説明されている。聞き慣れない外来の名前は、それ自体が売り込みの合図になりやすい。社内で通っている言葉に置き換えるほうが、身構えを生まずに中身へ進める。
避けたい言い方
これは逆効果になりやすい
社内で誰も使っていない横文字の名称をつけ、そのまま資料の表題にする。
注意点・限界
効かない場面もあります
相手の言葉に寄せすぎると、既存の取り組みと混同されて何が新しいのか消える。呼び名は借りても、何が変わるのかは別に一行で書く。
この言葉を使うときの前提
- 相手が断れる状態を保っているか
- 不利な情報を隠していないか
- 相手の理解を助けているか(急かしていないか)
- 通すことより、正しく決まることを優先できているか