コンサルティング心理学大全Consulting Psychology Compendium
提案の言葉案の見せ方

案は三つ前後にする

検討した案が十以上あり、そのすべてを並べて見せようとしているとき。

そのまま言える言葉

  • 今日は三案お持ちしました。どれも実行できる形にしてあります
  • 他にも検討した案はあります。必要でしたらお出しします
  • まずこの三つで、方向だけ決めていただけますか

なぜ効くのか

選択肢が多いと決められなくなるという主張は、条件つきでしか支持されていない。全体では平均的な効果はほぼゼロだとする分析がある一方、選ぶ対象が複雑で、比較が難しく、相手の好みが固まっておらず、早く終わらせたいときには実際に起きるとする分析もある。提案の場はその条件に当てはまりやすい。

避けたい言い方

これは逆効果になりやすい

検討した二十案をすべて並べ、「幅広く検討しました」と説明する。

注意点・限界

効かない場面もあります

三つに絞ること自体に根拠はない。相手が既に選び慣れている領域では、案を減らすとかえって検討が浅く見える。落とした案の存在は隠さない。

この言葉を使うときの前提

  • 相手が断れる状態を保っているか
  • 不利な情報を隠していないか
  • 相手の理解を助けているか(急かしていないか)
  • 通すことより、正しく決まることを優先できているか

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