コンサルティング心理学大全Consulting Psychology Compendium
提案の言葉根拠の示し方

数字の丸め方を選ぶ

見積もりを出す場面で、丸めた数字と細かい数字のどちらを出すか迷うとき。

そのまま言える言葉

  • 概算では三千万円台です。詳細は精査のうえお出しします
  • 積算の根拠がありますので、二千八百七十万円と申し上げます
  • この段階では幅でお伝えします。二千万から三千万です

なぜ効くのか

交渉の実験では、端数のある精密な数字は相手の対案の修正幅を小さくし、その値をよく知っているという推論を生むと報告されている。一方で、交渉に入る前の段階では、精密な数字が融通の利かない印象を与えて障壁になることも実データで確認されている。同じ精密さが局面によって逆に働く。

避けたい言い方

これは逆効果になりやすい

概算しかない段階で、根拠のない端数まで付けた金額を提示する。

注意点・限界

効かない場面もあります

精密な数字は、根拠を聞かれて答えられて初めて意味を持つ。積算の中身がないなら、幅で出すほうが後から動かしやすい。

この言葉を使うときの前提

  • 相手が断れる状態を保っているか
  • 不利な情報を隠していないか
  • 相手の理解を助けているか(急かしていないか)
  • 通すことより、正しく決まることを優先できているか

提案大全の一覧に戻る

ランダムに読む押すたびに変わります

目的がはっきりしていないときは、偶然にまかせてみてください。サイト内の443ページから3つ選んで表示します。

キーワードから探す

キーワードから探す押すたびに変わります

用語・技法・領域・課題をあわせた512個のキーワードから、毎回ちがう組み合わせで表示します。気になった言葉から入ってみてください。

キーワード一覧を見る