コンサルティング心理学大全Consulting Psychology Compendium
提案の言葉案の見せ方

見る場所を示す

表やグラフの情報量が多く、相手がどこを見ればよいか分からずに黙っているとき。

そのまま言える言葉

  • この表で見ていただきたいのは、右端の一列だけです
  • 線を引いたところが、今日の論点です
  • 数字は多いですが、判断に効くのは二つです

なぜ効くのか

どこに注目すべきかを示す合図の効果を集めた分析では、記憶にも応用にも一貫した改善が報告され、認知の負担も有意に下がっている。しかも予備知識の多い相手でも効果は変わらなかったとされる。分かっているはずだから省いてよい、という判断は当たらないことが多い。

避けたい言い方

これは逆効果になりやすい

数字の詰まった表をそのまま映し、「ご覧のとおりです」と先へ進む。

注意点・限界

効かない場面もあります

合図を増やしすぎると、どれが本当の要点なのか分からなくなる。一枚につき示すのは一箇所か二箇所までにとどめる。

この言葉を使うときの前提

  • 相手が断れる状態を保っているか
  • 不利な情報を隠していないか
  • 相手の理解を助けているか(急かしていないか)
  • 通すことより、正しく決まることを優先できているか

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