助言の使い道を返す
相手から意見や助言をもらったあと、それをどう扱ったかを伝えていないとき。
そのまま言える言葉
- いただいた指摘のうち、二つは案に反映しました
- 一つは採りませんでした。理由をお伝えしておきます
- そのおかげで、この部分の書き方が変わりました
なぜ効くのか
助言者を扱った実験では、助言者自身も全面的な採用を望んでいるわけではなく、採り入れすぎても採り入れなさすぎても評価が下がり、次に助言する意欲が減ると報告されている。どこを採り、どこを採らなかったかを返すことは、助言した側がもっとも知りたい情報にあたる。
避けたい言い方
これは逆効果になりやすい
助言を受けたあと何も返さず、次の会議でいきなり修正版を配る。
注意点・限界
効かない場面もあります
全部採り入れたと言えば喜ばれるわけではない。採らなかった点を隠すと、あとで発覚したときに助言そのものが軽く扱われたと受け取られる。
この言葉を使うときの前提
- 相手が断れる状態を保っているか
- 不利な情報を隠していないか
- 相手の理解を助けているか(急かしていないか)
- 通すことより、正しく決まることを優先できているか