誰の困りごとか確かめる
問題は共有されているが、誰が責任を持って動くのかが決まっていないとき。
そのまま言える言葉
- これは、どなたが困っている話でしょうか
- 現場と経営で、見えている問題は同じですか
- 私が引き取る部分と、御社で持つ部分を分けましょう
なぜ効くのか
職場での発言を扱った縦断研究では、改善案を出す発言は責任感によってもっともよく予測され、懸念を口にする発言は心理的安全性によって予測されると報告されている。両者は別の条件で動く。誰の問題かがあいまいなままだと、懸念は出ても案は出ないという状態になりやすい。
避けたい言い方
これは逆効果になりやすい
「全社的な課題ですね」とまとめ、担当を決めずに次の議題へ移る。
注意点・限界
効かない場面もあります
責任の所在を早く決めすぎると、押しつけ合いになって議論が止まる。まず問題の輪郭を共有し、担当は案が固まってから決める。
この言葉を使うときの前提
- 相手が断れる状態を保っているか
- 不利な情報を隠していないか
- 相手の理解を助けているか(急かしていないか)
- 通すことより、正しく決まることを優先できているか