コンサルティング心理学大全Consulting Psychology Compendium
提案の言葉決めてもらう

次の一手を具体化する

合意はできたが、明日から誰が何をするのかが決まらないまま解散しそうなとき。

そのまま言える言葉

  • 次に動くのは誰で、いつまでかを決めておきましょう
  • 来週の月曜に、私のほうから名簿をお送りします
  • 最初の一歩だけ、この場で決めてしまいませんか

なぜ効くのか

初期設定の効果を調べた実地研究では、登録する人は増えたのに、実際に行動した人の割合は変わらなかったと報告されている。合意を動かすことと結果を動かすことは別である。誰がいつ何をするかまで決めておくと、合意と行動のあいだにある空白が埋まりやすくなる。

避けたい言い方

これは逆効果になりやすい

「では各自よろしくお願いします」で締め、担当も日付も決めずに解散する。

注意点・限界

効かない場面もあります

細かく決めすぎると、現場の裁量を奪って形だけの計画になる。決めるのは最初の一手だけでよく、その先の段取りは実行者に委ねる。

この言葉を使うときの前提

  • 相手が断れる状態を保っているか
  • 不利な情報を隠していないか
  • 相手の理解を助けているか(急かしていないか)
  • 通すことより、正しく決まることを優先できているか

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